熟練したカメラ操作がぼくの信条か?
磨きぬいたカメラテクがぼくの信条か?
そんな事にうつつを抜かしている間に
お前の何かが錆び付いていっただろ?
そう感じた時
ぼくは、ひと月の間
カメラには触らなかった。
やみくもにシャッターを切る。
それをやめたのだ。
心のシャッターを切る。
傷つき、ボロボロになりながらも
感じたモノを感じたように想像する。
撮れたであろう写真をイメージする。
一見、暗闇を手探りで進む事に似ている
なんの意味もなさないのかもしれない。
伸ばした両手で作った、
指のフレームの中には
いつでもきみがいた。
写真に興味が無くなってしまったのかと
周りが思ったかもしれない・・・
そうでは無い。
長くカメラを続けていると
感性が鈍化していくような気がした。
ぼくの目指すものは
知識や技術の達人ではなく
ましてや、レンズの評論家でもなく
写した画から空気や匂い、音や声
まるで、そこにいたかのような・・・そんな錯覚をおぼえる
その瞬間をとらえられる。
そんな感性を磨いていこう。
カメラ機種名 Canon EOS 5D markⅢ
レンズEF100mm f/2.8
LMACRO IS USM
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